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初心者でも迷わない!ピラティスウェア・服装選びの完全ガイド【失敗しない選び方解説】

初心者でも迷わない!ピラティスウェア・服装選びの完全ガイド【失敗しない選び方解説】

ピラティスを始めたいけれど、どんな服装をすればいいのか迷っていませんか?

この疑問をお持ちの方は実に多く、女性129名にピラティスの服装選びを調査した結果でも、多くの初心者が服装選びに悩んでいることが明らかになっています。

結論から申し上げると、ピラティスの服装は「体にフィットして動きやすく、吸汗速乾性があるシンプルなデザイン」を選ぶのがベストです。具体的には、レギンス・カプリパンツ・ジョガーパンツがおすすめで、トップスはノースリーブ・ショートスリーブ・ロングスリーブのシャツやカップ付きのものを選べばブラジャーいらずで楽になります。

では、なぜこのような服装が最適なのか、そして初心者の方でも失敗しない具体的な選び方について、詳しく解説していきましょう。

目次

なぜピラティスには体にフィットした服装が必要なのか?

ピラティスの服装選びには、他のスポーツとは異なる特別な理由があります。その理由を理解することで、適切なウェア選びができるようになります。

正しいフォームをチェックするため

ピラティスでは、ボディーラインの分かりにくい服装は避けるのが無難です。骨や筋肉の位置を見ながら身体を動かすため、身体にフィットする形状の服装のほうが、正しいエクササイズ方法を身に付けやすくなります。

身体に程よくフィットしたピラティスウェアは、インストラクターが骨盤の傾きや背骨の並びを視覚的にチェックしやすいだけでなく、自分自身も鏡を通じて姿勢の微調整ができます。これは、ピラティスの効果を最大限に引き出すために非常に重要なポイントです。

安全性を確保するため

運動を続けるためには、モチベーションの上がる服装を揃えることも大切です。しかし、ピラティスの場合は、リボンや飾りなどの装飾品がついていないものを選びましょう。装飾品がついていると、動作の妨げになります。また、マシンピラティスの場合は、器具に引っかかる恐れがあるため危険です。

フードや、背中に結び目ができるタイプのトップスは、仰向けの時や前屈していく時に邪魔になる事もありますので、シンプルなウエアをお勧めします。

快適性と集中力を高めるため

ピラティスは、体幹を鍛えるエクササイズです。激しい運動ではありませんが、数十分行うと汗をかいてくるため、吸湿性や速乾性の高い服装を選ぶとよいでしょう。

適度な着圧は自分の身体の位置や動き、力の加減を認識する身体感覚を高め、動きを細かくコントロールしやすくするメリットもあります。

ピラティスウェア選びの6つの重要ポイント

次に、実際にピラティスウェアを選ぶ際に押さえておくべき6つのポイントをご紹介します。

選び方のポイント 重要な理由 具体的なチェック項目
フィット感 動きやすさとフォームチェックのため 関節をスムーズに曲げ伸ばしできるか確認
吸汗速乾性 汗による不快感を軽減 ポリエステル中心の速乾素材を選ぶ
伸縮性 柔軟な動きをサポート ナイロンとポリウレタン混紡の伸縮素材
シンプルなデザイン 安全性と動きやすさ 装飾品やファスナーがないもの
適度な露出 体温調節と動きの確認 肩や脊椎の動きが見えるデザイン
耐久性 頻繁な洗濯に対応 毛玉や色落ちが起こりにくい生地

1. フィット感は「きつすぎず、ゆるすぎず」が鉄則

関節をスムーズに曲げ伸ばしできるか確認してください。たとえば、膝を曲げたときに窮屈に感じるレギンスは、サイズが合っていないかもしれません。とくに初心者の場合は、お店で実際に試着して自分に合ったサイズを見つけるとよいでしょう。

体にフィットしたフードなどのないシンプルなウェアと言っても、きつ過ぎても呼吸も窮屈になるので楽に呼吸できるサイズを選ぶようにしてください。

2. 素材選びで快適性が決まる

ピラティスは激しく汗をかくことは少ないものの、体内からじんわりと温かくなり発汗することもあります。吸水性のある生地であれば、汗が肌に付く感覚や不快感を軽減してくれるでしょう。

ポリエステル中心の速乾素材なら軽量で洗濯後もすぐ乾き、忙しい平日でもウェアをローテーションしやすいのが利点です。さらに毛玉や色落ちが起こりにくい生地を選べば長く愛用できます。

おすすめ素材:

  • ポリエステル:軽くて乾きやすい、毛玉になりにくい
  • ナイロン:伸縮性と耐久性に優れる
  • スパンデックス(ポリウレタン):優れた伸縮性を提供
  • 混紡素材:各素材の良いところを組み合わせ

避けるべき素材:

  • コットン素材は汗を吸うと重くなり、さらに乾きにくいのでおすすめできません
  • 厚手の素材(体温調節が難しい)
  • 伸縮性のない素材

アイテム別おすすめピラティスウェア

ここからは、具体的なアイテム別におすすめのピラティスウェアをご紹介します。初心者の方でも迷わず選べるよう、詳しく解説していきます。

トップス選びの基本

ピラティスを楽しむなら、トップス選びも大切なポイントです。おすすめは、ノースリーブ・ショートスリーブ・ロングスリーブのシャツです。さらにカップ付きのトップスを選べば、ブラジャーいらずで楽ちんにエクササイズできます。

タンクトップ・キャミソール

どれにしようか迷ったときは、タンクトップやキャミソールなどのノースリーブを選ぶとよいでしょう。ノースリーブは肩を動かしやすく、引っかかる心配がないため、とくにマシンを使用する場合などに適しています。

ブラトップ

ピラティスを行う際の服装、第5位は1枚でさらっと着られるブラトップという結果になりました。カップ付きなので、別途ブラジャーを着用する必要がなく、とても便利です。

レイヤードデザイン

ピラティスをよりおしゃれに楽しみたいなら、2枚仕立てのレイヤードデザインタンクトップがおすすめです。2枚仕立てのレイヤードデザインのタンクトップは、1枚でおしゃれな雰囲気になるアイテムです。

ボトムス選びの決定版

レギンスが最もおすすめ

ピラティスのボトムスとしては、レギンスが人気でおすすめです。レギンスは身体のラインにぴったりとフィットするため、動きやすいという特徴があります。

特にレギンスはナイロンとポリウレタン混紡の伸縮素材が定番で、膝や股関節の可動域を妨げません。選ぶ際はウエストバンドがずり落ちないか、ハイウエストタイプで腹圧が保ちやすいかを試着で確認しましょう。

ハイウエストレギンスのメリット

  • ハイウエストのレギンスやパンツはお腹周りをしっかりとサポートしつつ、ウエスト部分がしっかりカバーされることで安心感があります
  • ハイウエストでピラティスのアクティブな動きでもお腹が見えにくく、お腹周りもしっかりとカバーできるため、クロップドトップスやブラトップとも合わせやすい
  • スタイルアップ効果も期待できる

その他のボトムス選択肢

ピラティスに合うボトムスを選ぶなら、レギンス・カプリパンツ・ジョガーパンツがおすすめです。またはゆったりとしたシルエットが好きなら、アラジンパンツやジョガーパンツなどでもよいでしょう。

体型カバーしたい方向け

レギンスを着るのに抵抗がある方は、ショートパンツを合わせて履くキュロットを選ぶとよいでしょう。キュロットとは、裾が広がっており、ゆったりとしたシルエットの半端丈のパンツのことを指します。

太ももまわりが気になる方は、レギンスにショートパンツを合わせるのもいいですよ。

シーン別・体型別のピラティスウェア選び

初心者向けの安心スタイル

ピラティス初心者で服装選びに迷っている方は、Tシャツやジャージ、裾が長すぎないスウェットパンツなど、まずは家にある服をピラティスウェアとして活用しましょう。

手持ちの服を活用する際の注意点:

  • ウエストゴムの締め付けが強すぎるものや、ルーズまたはきつすぎるもの、フードやファスナーなど装飾がないものを選ぶと快適です
  • 身体にフィットしたレギンスは機能性は高いものの、チャレンジしにくいという方はボトムスでももちろん大丈夫

体型カバーを重視したい方向け

体型をカバーできる服装選びのポイントはフィット感です。ゆとりがあり、お尻が隠れるくらいの長めの丈を選ぶと良いですよ。

体型カバーのコツ:

  • トップスは長めの丈でヒップラインをカバー
  • ゆったりしたシルエットでも伸縮性のある素材を選ぶ
  • 暗めの色やシンプルな柄を選ぶ
  • パンツはレギンスにショートパンツを合わせると、太もも周りをカバーできます

季節別の服装選び

ピラティスは汗をかくため季節問わず、通気性・吸汗性がある素材を選びましょう。

春夏の服装

春夏は気温も高く少し動くだけでも汗をかきやすいため、ブラトップ型のウェアがおすすめ。体型をカバーしたい方はTシャツでも問題ないでが、下着は金具が邪魔にならないノンワイヤーを選んでくださいね。

秋冬の服装

一方で秋冬の場合は動いていると徐々に体が温まってくるので、ブラトップや薄手のTシャツの上に長袖を重ね着すると良いでしょう。

冬にピラティスを行う場合は、室内であっても長袖の着用がおすすめです。半袖やタンクトップだと、寒くてレッスンに集中できなかったり、体がなかなか温まらずケガをしやすくなったりする可能性があります。

予算別おすすめブランド・ショップガイド

プチプラ・コスパ重視(3,000円〜5,000円)

ピラティスウェアにかけた値段を調査したところ、「3,000〜4,000円内」で済ませる方が多いという結果に!初心者のうちはウェアにはあまりこだわらずに、手持ちのアイテムで済ませるという女性たちの声も多く見受けられました。

ユニクロ

とくにおすすめなのが、ユニクロのオリジナル素材「エアリズム」。エアリズムは伸縮性と速乾性に優れており、ピラティスウェアとしても最適です。汗をかいてもウェアが肌に密着せず、さらに乾きやすいため快適にピラティスができます。

GU

とりあえず安くピラティスウェアをそろえたい方は「ユニクロ」や「GU」がおすすめです。伸縮性と速乾性に優れた生地を使用しており機能性も抜群です。

その他のプチプラブランド

ノースリーブやTシャツ・ブラトップなどのアイテムは特に以下のようなファストファッションブランドでも購入でき、女性たちの強い味方です。

中級者向けブランド(6,000円〜10,000円)

初心者向けにデザイン性があって比較的リーズナブルに揃えられるピラティスウェアのブランドとして、以下がおすすめです。

XEXYMIX(ゼクシィミックス)

XEXYMIXさんは配色やデザイン性が豊富にも関わらず、お手頃価格でモチベーションが上がるウェアがたくさんあります。韓国発のブランドで、おしゃれなデザインが人気です。

andar

andarさんは、ウェアの説明が親切でわかりやすく、初心者さんでも選びやすい特徴があります。

プロ愛用・高品質ブランド(10,000円〜)

オンラインフィットネスSOELUのピラティスインストラクターに聞いた、プロ愛用のピラティスウェアブランドをご紹介します。

Lululemon(ルルレモン)

Lululemon(ルルレモン)はカナダのバンクーバー発フィットネスウェアブランドです。おしゃれなデザインが豊富で機能性にも優れていることから、ピラティスインストラクターのなかでも愛用者が多く世界中で親しまれています。

ボディラインがわかるぴったりフィットのウェアをメインに展開されているので、筋肉の動きや骨の位置などを意識するピラティスに最適。フィット感があるものの締め付けられるような不快感のない着心地が特徴です。

その他の人気ブランド

  • DANSKIN:高機能かつ洗練されたデザイン
  • emmi yoga:普段使いもできるかわいいデザイン
  • adidas:環境保護に配慮したサステナブル素材使用

マシンピラティスインストラクターになる

→ 2ヶ月でピラティスインストラクターになれる方法はココから

失敗しないピラティスウェアの選び方チェックリスト

最後に、ピラティスウェア選びで絶対に失敗しないためのチェックリストをご紹介します。お買い物前に確認してください。

NGな服装の特徴

ピラティスの服装にはルールがなく、なにを着ても問題ありませんが、より安全に効率的にピラティスを行うために、NGな服装のポイントを覚えておきましょう。

避けるべき服装:

  • 装飾品(リボン、ボタン、ファスナー)が多いもの
  • フードやドローコードがあるもの
  • 厚手で伸縮性のない素材
  • サイズが合わない(きつすぎる・ゆるすぎる)もの
  • 透けやすい薄い素材

購入前の最終チェック項目

チェック項目 確認ポイント
サイズ感 試着して関節の動きを確認
素材 伸縮性・吸汗速乾性をチェック
デザイン シンプルで装飾品がないか
価格 予算内で機能性を満たしているか
洗濯方法 お手入れが簡単か
着回し 他のアイテムと組み合わせられるか

初回購入のおすすめセット

初心者の方が最初に揃えるべきアイテムをご紹介します。

基本セット(予算5,000円〜8,000円):

  1. ハイウエストレギンス:1〜2枚
  2. ブラトップまたはカップ付きタンクトップ:2〜3枚
  3. 長袖トップス:1枚(体温調節用)

スポーツブラとレギンスの上下セットになったものなら、デザインや形のバランスも考えられて作られていて、コスパもよく1セット揃えるだけですぐに着用できます。

ピラティス体験レッスンでの服装アドバイス

ピラティスの体験レッスンに行く際に必要な持ち物と服装は以下の5つです。体験レッスンでは、まだ専用ウェアを購入していない方も多いので、以下の点を参考にしてください。

体験レッスン用の服装:

  • 手持ちの動きやすい服装でOK
  • Tシャツやタンクトップ
  • ストレッチパンツやジャージ
  • ノンワイヤーブラまたはスポーツブラ
  • 髪をまとめるゴムやピン

the SILKではウェアを無料で貸し出しているので、服にお金をかけずにピラティスを始められます。スタジオによってはウェアレンタルサービスもあるので、事前に確認してみましょう。

お家でピラティス

→ お家でピラティスができるマシーンが月2,600円〜

まとめ:自分らしく楽しめるピラティスウェア選びを

ピラティスウェア選びの最も重要なポイントは、「動きやすさ」「快適さ」「安全性」の3つのバランスです。

「選び方のポイントはあるものの、いちばんいいのは自分が着ていて気分が上がる服を選ぶこと。ウェア選びの条件は参考にしながらも、ピラティスを楽しめるようなお気に入りの服を見つけてみて」という専門家のアドバイス通り、機能性を満たした上で、あなたの好みに合ったデザインを選ぶことが大切です。

「動くときに股上が深いもののほうがいいな」「背骨の動きがわかるように少し背中が開いているものは欲しい!」ピラティスを楽しく続けていけるお気に入りのウェアを見つけてくださいね。

初心者の方へのアドバイス:

  • 最初は手持ちの動きやすい服装で始めてもOK
  • 続けることが決まったら、お気に入りのウェアを1セット購入
  • 徐々にコレクションを増やしていく楽しみを持つ
  • 体験レッスンでインストラクターや他の参加者のウェアを参考にする

適切な服装で始めるピラティスは、きっとあなたの心と体にポジティブな変化をもたらしてくれるでしょう。まずは今日から、動きやすい服装でピラティスを始めてみませんか?

ピラティスもヨガもマインドフルネスを目指すもの。ただしアプローチの仕方に違いがあり、ピラティスは体を動かしてフィジカルから実践する一方で、ヨガは体を使いながら精神を整え、マインドからアプローチする。そんなピラティスの魅力を、ぜひ適切な服装で存分に味わってください。

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