こんにちは!マイ・ピラティス・スタイルの専門ライターです。「ピラティスって本当に効果があるの?」「どんな変化が期待できるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
ピラティスの効果は身体的な変化だけでなく、メンタル面にも驚くほど大きな影響をもたらします。今回は、科学的根拠に基づいたピラティスの効果と、具体的な変化の期間について詳しく解説していきます。
ピラティスの効果:結論から言うと身体も心も劇的に変わります!
まず最初に、皆さんが一番知りたいピラティスの効果についての結論をお伝えします。
ピラティスの創始者であるジョセフ・H・ピラティス氏が残した有名な言葉があります:「ピラティスは10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回でカラダのすべてが変わる」。
これは単なるキャッチフレーズではありません。最新の研究と実際の体験者の声によって、この効果が科学的に実証されているのです。
具体的には以下のような変化が期待できます:
- 身体面の効果:姿勢改善、体幹強化、柔軟性向上、ダイエット効果
- メンタル面の効果:ストレス軽減、集中力向上、睡眠の質改善
- 生活の質の向上:慢性的な痛みの軽減、エネルギーレベルの向上
なぜピラティスでこれほどの効果が得られるのか?科学的根拠を解説
では、なぜピラティスでこれほど幅広い効果が得られるのでしょうか?その理由を科学的根拠とともに詳しく見ていきましょう。
1. インナーマッスルの活性化による効果
ピラティスは、主に「体幹(コア)」の筋肉を鍛えることに焦点を当てています。コアには腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋などが含まれ、これらの筋肉が連携することで安定した姿勢や動作が可能になります。
これらのインナーマッスルが強化されることで:
筋肉 | 機能 | 強化による効果 |
---|---|---|
腹横筋 | コルセットのような役割 | ウエストの引き締め、腰痛予防 |
多裂筋 | 脊椎の安定化 | 姿勢改善、背中の痛み軽減 |
骨盤底筋 | 骨盤内臓器の支持 | 尿失禁予防、下腹部の引き締め |
横隔膜 | 呼吸の主動筋 | 呼吸機能向上、自律神経調整 |
2. 神経系への影響
ピラティスは神経系にも影響を与えます。特に、中枢神経系と末梢神経系の連携が強化されることで、運動制御が改善されることが報告されています。
神経可塑性の向上により、新しい動作パターンが学習されやすくなり、日常生活での動きがより効率的になります。
3. 呼吸法による自律神経への作用
ピラティスでは、動きと呼吸を連動させることで「今この瞬間」に意識を集中させます。このマインドフルネス的なアプローチが、日常生活での不安や心配事を一時的に忘れさせ、リラックス効果をもたらします。
ピラティスの7つの驚愕な効果を詳しく解説
それでは、ピラティスの具体的な効果を7つのカテゴリーに分けて詳しく見ていきましょう。
効果1:姿勢改善と体幹強化
ピラティスでは、骨格のアライメント(整列)を意識しながら運動を行うことで、筋肉の不均衡が修正され、正しい姿勢が身につきます。
具体的な変化:
- 猫背の改善
- 肩こりの軽減
- 腰痛の予防・改善
- 歩行姿勢の美しさ向上
効果2:柔軟性と関節可動域の向上
ピラティスでは、ストレッチと筋力トレーニングを組み合わせることで、筋肉や腱、靭帯の柔軟性を向上させます。特に、反復的でコントロールされた動きが関節周辺の組織に適度な刺激を与え、可動域が改善されることが明らかにされています。
注目すべきは、単なるストレッチとは異なり、筋力と柔軟性を同時に向上させる点です。
効果3:ダイエット・ボディメイク効果
ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、筋肉量が増え、基礎代謝(何もしない安静時に消費されるエネルギーのこと)が高まるため、痩せやすい体になっていきます。
期間 | 体重変化 | 見た目の変化 | 体質の変化 |
---|---|---|---|
1-2ヶ月(10回) | 微減 | 姿勢改善による引き締まり | 体が軽く感じる |
3-4ヶ月(20回) | 2-3kg減 | ウエストライン明確化 | 筋肉の引き締まり実感 |
6-8ヶ月(30回) | 5-8kg減 | 全身のボディライン変化 | 基礎代謝向上 |
効果4:ストレス軽減とメンタル安定
ピラティスは、体と心の軸である背骨を意識する微細な動きが特徴。その微細な動きで、自律神経の働きを整えます。「動く瞑想」とも言われるピラティスは、身体の内側に意識を向けて、繊細に正確に動かし、集中することで、瞑想と同じ状態になり、マインドフルネスの効果があります。
メンタルへの具体的効果:
- ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌抑制
- 幸せホルモン(セロトニン)の分泌促進
- 不安や恐怖感の軽減
- 集中力の向上
効果5:睡眠の質向上
自律神経が整うことで、交感神経が過剰に働くことが抑えられ、睡眠の質が向上します。特に不眠症や寝つきの悪さに悩む方には、夜のリラックスタイムにピラティスを取り入れることがおすすめです。
効果6:慢性痛の改善
多くの研究で、ピラティスが慢性的な腰痛、肩こり、首の痛みなどに効果的であることが示されています。
痛み改善のメカニズム:
- 姿勢改善による負担軽減
- 筋肉のバランス調整
- 血流改善による炎症軽減
- ストレス軽減による痛み感受性の低下
効果7:自己肯定感と自信の向上
ピラティスを続けることで、自己評価や自信の向上が期待できます。ピラティスの練習を続けることで、身体の変化が現れ、ポジティブな身体イメージを得ることができます。これは、メンタルヘルスの改善にもつながります。
効果が現れる期間:段階別の変化を詳しく解説
ピラティスの効果がいつ頃から実感できるのか、具体的な期間とともに見ていきましょう。
1-2ヶ月(約10回レッスン):「気づき」の段階
レッスン10回(週1回・3ヶ月)でインナーマッスルが鍛えられ始め、柔軟性の向上や姿勢の改善が見え始めてきます。同時にストレス解消・姿勢への意識の高まりなど精神面にも良い変化が期待できます。
この時期の変化:
- 体が軽く感じる
- 姿勢を意識するようになる
- 呼吸が深くなる
- ストレス軽減を感じる
3-5ヶ月(約20回レッスン):「見た目の変化」の段階
レッスン20回(週1回・4、5ヶ月)でボディラインに変化が起こり始めます。お腹周りが引き締まったり骨盤の歪み・猫背・反り腰などが改善されてきます。これによって肩こりや腰痛といった身体の不調も改善され始めます。
6-8ヶ月(約30回レッスン):「体質改善」の段階
レッスン30回(週1回・7、8ヶ月)で筋肉量アップ、血行が良くなり基礎代謝もアップ、O脚・X脚の改善、お腹周り・腰回りが更に引き締まり身体が目に見えて全体的に良い効果が出てきます。
効果を最大化するための実践方法とコツ
ピラティスの効果を最大限に引き出すために、知っておくべき実践方法をご紹介します。
最適な頻度と継続のコツ
ピラティス考案者のジョセフピラティス氏は週4回と提唱はしています。ただ現代のご自分の生活スタイルに合わせることと、週2以上できれば3回をベースとして考えるのをおすすめします。
目的 | 推奨頻度 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|
健康維持 | 週1-2回 | 継続的 | 無理のない範囲で |
体型改善 | 週2-3回 | 3ヶ月以上 | 食事管理も併用 |
本格的改善 | 週3-4回 | 6ヶ月以上 | 専門指導を受ける |
効果を高めるポイント
1. 呼吸を意識する
ピラティス独特の胸式呼吸をマスターすることで、効果が格段に向上します。
2. 質を重視する
ピラティスの効果は、「動きの質」によって変わってきます。ピラティスは、身体を強化するだけでなく、心身との対話を通して心と身体のバランスを整えるエクササイズです。
3. 日常生活に取り入れる
レッスンで学んだ正しいフォームを自宅でも復習してみましょう。そうすることで、レッスンに通う回数が少なくても、エクササイズの効果を実感しやすくなります。
マシンピラティスとマットピラティスの選び方
マシンピラティスの最大のメリットは、マシンについているバネ(スプリング)の調整効果により、普段は意識を向けづらいインナーマッスルを働かせやすいことにあります。
初心者におすすめ:
- マシンピラティス:正しいフォームを身につけやすく、効果を早く実感できる
- マットピラティス:自宅でも継続しやすく、コストパフォーマンスが良い
体験談:実際にピラティスで人生が変わった方々の声
実際にピラティスを継続された方々の体験談をご紹介します。
30代女性・デスクワーカーの場合
「体型や体重の変化だけでなく、心の面でも大きな変化がありました。ピラティスを続けることで、ストレスが軽減され、リラックスできる時間が増えました。また、毎回のセッション後には達成感があり、自分自身に対する自信も高まりました」。
40代女性・更年期症状に悩んでいた方の場合
「更年期特有のイライラや不安感が大幅に軽減されました。特に睡眠の質が向上し、朝の目覚めが全く違います。体重は3ヶ月で4kg減少し、何より姿勢が良くなったことで、周りから『若返った』と言われるようになりました」。
50代男性・腰痛に長年悩んでいた方の場合
「過去に膝の手術をしており、痛みが気になってしゃがむ事が怖かったですが、あの時なんで悩んでたんだろうと思えるくらい膝は痛くないです。ピラティスを通して健康や家族の健康面の意識が良い方向に変わりました」。
別の視点から見るピラティスの効果:科学的研究結果
ピラティスの効果は、数多くの科学的研究によっても裏付けられています。
メンタルヘルスへの効果
zen placeでは、入社時に行う適性検査で「ストレス耐性」を判断する項目のスコアが低いスタッフを対象に、約2ヶ月間1日1回以上ピラティスの実践を推奨。2.5ヶ月後に対象者に同じ検査を受けたところ、全体的にスコアが改善する中で、特に「身体耐性」・「精神耐性」のスコアに大きな改善を確認しました。
肌質改善への効果
一般的に、ピラティスには肌を健やかにする働きがあるといわれています。エクササイズにより、血液の流れがよくなるためです。血液は、全身に酸素と栄養を届ける働きと全身の老廃物を回収する役割を担っています。
更年期症状への効果
ピラティスには更年期症状を緩和する効果があることがさまざまな研究結果からわかっており、ストレス解消効果やリラックス効果もあることから、自律神経や女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できることもメリット。
まとめ:ピラティスで手に入る新しい人生
ここまで、ピラティスの驚愕な効果について詳しく解説してきました。改めて、ピラティスで得られる効果をまとめてみましょう。
ピラティスは単なるエクササイズではありません。あなたの身体と心、そして人生そのものを変える力を持った総合的なメソッドなのです。
身体面での効果まとめ
- 姿勢改善と体幹強化
- 柔軟性と関節可動域の向上
- ダイエット・ボディメイク効果
- 慢性痛の改善
- 基礎代謝の向上
メンタル面での効果まとめ
- ストレス軽減とメンタル安定
- 睡眠の質向上
- 集中力の向上
- 自己肯定感と自信の向上
- 感情コントロール能力の向上
効果実感までの期間
- 10回(1-2ヶ月):気づきの段階
- 20回(3-5ヶ月):見た目の変化の段階
- 30回(6-8ヶ月):体質改善の段階
最後に、ピラティスを始めようと考えているあなたへメッセージをお送りします。
「今日が人生で一番若い日」です。ピラティスの効果を実感するためには、まず始めることが大切。一般的に勧められている頻度は週1~2回程度です。7日に1回または3~4日に1回程度を目安にするとよいでしょう。初心者の方でも無理なく継続できる頻度です。
多くの方が「運動は苦手」「続かない」と心配されますが、ピラティスはリハビリから生まれたエクササイズ。年齢や体力に関係なく、誰でも安全に始められます。
あなたも今日からピラティスを始めて、身体も心も生まれ変わった新しい自分に出会ってみませんか?きっと想像以上の変化に驚かれることでしょう。

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専門的な指導を受けながら効果的にピラティスを学びたい方は、資格取得講座も検討してみてください。正しい知識と技術を身につけることで、より安全で効果的なピラティスライフを送ることができます。

また、自宅で本格的なピラティスを実践したい方には、家庭用マシンもおすすめです。スタジオに通う時間がない方でも、自分のペースで継続することができます。
ピラティスの効果は、継続することで必ず実感できます。今こそ、あなたの人生を変える第一歩を踏み出してみませんか?
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